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【レポート】有澤樟太郎 ミュージカル『民王』囲み取材

2026年9月5日(土)に行われた、ミュージカル『民王』囲み取材に有澤樟太郎が出席した。

本作は、2010年に刊行された池井戸潤氏による長編小説。ひょんなことから内閣総理大臣と大学生の息子の心と体が突然入れ替わり巻き起こる混乱を、社会や政治への皮肉や風刺を絡めて描いたコメディ小説で、2010年に単行本、2013年に文藝春秋より文春文庫版、2019年KADOKAWAより角川文庫版が刊行され人気を博した。また2015年にテレビ朝日系にて初のドラマ化がなされ、さらに2024年にはテレビドラマオリジナルストーリーとして「民王R」が放送。全世代幅広く、圧倒的な支持を受ける「池井戸潤小説」が、この度はじめて舞台化されることが決定。2026年9月6日(日)〜10月6日(火)にシアタークリエ、10月11日(日)~13日(火)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、2026年10月17日(土)~19日(月)に福岡・博多座にて上演する。

主演・武藤翔役を務める有澤は、初日への意気込みを「いよいよ初日ということで、もう仕上がっています。新作オリジナルミュージカルが爆誕する喜びを噛み締めながら、初日を迎えたいと思います」と話し、公演中、絶対にやるという公約を聞かれると「この期間というよりかは、このミュージカルで日本を元気に。これぐらい大きいことを言っていいんじゃないかというぐらい、題材的にも馴染みのある作品だと思うんです。僕たちも自分でセリフを言っているんだけれど、自分にも言い聞かせているようなセリフが沢山あるので、共感をしていただけるんじゃないかなと思い、日本中を巻き込みたいなと」とガッツポーズをしながら語った。

稽古中の印象的なエピソードはという質問に、(貝原茂平役の)山崎大輝さんより「(有澤から)ミスをしたら時限爆弾が爆発すると思ってやったほうがいいと言われた」と明かされると、「スピーディーな曲が結構あって、その中に情報量をめちゃくちゃ詰め込まないといけないシーンで、一瞬でも気を抜いてしまったら、曲自体が成立しないナンバーがあって。その時に貝原さんが一番情報量を言わないといけないキャラクターなので、ちょっと喝を入れようかなと思って(笑)」と話し、自身も時限爆弾を抱えているのかと聞かれると「他人任せなところがあるのですが、僕もそのつもりでいます」とコメント。

続いて有澤も印象的なエピソードを「僕は(城山和彦役の)竹中さんと前の現場でもご一緒させていただいているんですけれども、その時から返事が一定して『分かった!』と。その『分かった!』が僕は大好きで。誰よりも早く絶対返事をしてくれて、スタッフさんもすごい助かっていて、現場も明るくなりますし、結果一番(心に)残っていますね」と答えた。

最後にキャストを代表して「稽古場で稽古をずっとやってきて、劇場入りしまして、新作ミュージカルを作っていて、劇場に入った瞬間の多幸感と言いますか、その感じが自分は忘れられなくて。舞台の照明と、ヘアメイクと衣装、そして素敵なバンドの皆さんと合わさった時のワクワク感があって、初日いけるな、この作品がお客さんに届くなと思いましたし、エンディングでは、みんなで『民王』を歌うんですけれど、このクリエで歌うってすごいなと思って。本編を通して一番皆さんに届けたいことっていうのは、その歌に詰まっているので、皆さんと共有できることを想像して、ちょっと感極まってしまったんですけれど、そういう時間にしたいなと思って。こういうミュージカルって、なかなかなかったなと思い、自分も本当にこういう作品をやりたかったなって、色々な気持ちにもさせてくれたし、深く考え過ぎずフラットな状態で観ていただいて、最後に何かを持ち帰っていただく、そういう作品になっていると思います。皆さん、ぜひ期待していただければ嬉しいです」と呼びかけた。