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【レポート】加藤清史郎 舞台『未来少年コナン』トークショー

2024年4月29日(月・祝)に行われた、舞台『未来少年コナン』トークショーに加藤清史郎が出席した。

宮崎駿さんが初めて監督し、1978年にNHKで放送された名作アニメの舞台化。西暦20☓☓年。超磁力兵器の使用で全ての大陸が海に沈み、文明が滅び去った地球。孤島に残された人々から生まれたコナン。島の大人も死に絶え‟おじい“と二人で暮らしながら、超人的な身体能力を持ち、素直で正義感の強い少年に成長したコナンの前に、少女ラナが流れ着き…おじい以外の人との初めての出会いと交流。ところが、工業国家インダストリアの当局が突然現れ、ラナを誘拐。コナンはラナを救い出すため冒険の旅に出るというストーリーが2024年5月28日(火) 〜6月16日(日)・東京芸術劇場プレイハウス、6月28日(金) 〜30日(日) ・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演する。

主人公・コナン役を務める加藤は「70年代にこの作品が作られたのかという驚きを、日々稽古が進んでいく中、この作品と触れ合っていく中で感じます。こんなに老若男女楽しめる作品もなかなかないと本当に思います」と作品について語り、稽古場の様子を「演出を手掛けるインバル・ピントさんは、空間を作り出すことが本当に素晴らしいなと思っていて、きっと劇場に足をお運びいただけましたら、その空間にいつの間にか引きずり込まれて、コナン達が生きている世界で一緒に物事を見ていくという形になるのではないかなと思い、僕もウキウキしております。稽古中、インバルさんが『今のはあまり効果的じゃないね』と考えている時間から生み出されるものもあれば、その考えている時間に我々もみんなで考えていて、ダンサーの方々が『じゃあこの動きはどうなんだろう』とトライアンドエラーをずっと繰り返していて、それがふと目に入った瞬間に『今やっていた振り付けいいね。それを使うためには、ちょっと前のところに戻って振りを変えないといけないね』と戻して変えてという試行錯誤を常に続けています」とコメント。

トークショーの終盤には、ジムシー役の成河さんとダイス役の宮尾俊太郎さんと共に劇中歌の「酔いどれガンボート」を披露。大きな拍手が起こる中、最後に「今日はありがとうございました。僕はこの『未来少年コナン』という作品が大好きです。もしちょっと興味があるという方は、ぜひ舞台のサイトやインタビュー記事もご覧いただきたいです。配信を観てくださった方々、この広場に集まって見に来てくださった方々、本日はありがとうございました」と笑顔でメッセージを送った。