2024年4月12日(金)に行われた、舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』初日前会見に中川大輔が出席した。
ニッポン放送と劇団「ヨーロッパ企画」上田誠氏のタッグでお贈りするエンタメ舞台シリーズ第4弾『鴨川ホルモー、ワンスモア』が2024年4月12日(金)〜29日(月・祝)東京・サンシャイン劇場、5月3日(金・祝)、4日(土)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演する。
主演・安倍役を演じる中川は40日間の稽古を経て、いよいよ初日を迎える今の心境を「20日ぐらいで全通しをして、そこから20日間はとにかく磨いていく作業をして今ここにいるので、圧倒的な充足感があって、すごくいい状態で本番に臨めるなって思っています。稽古の時に上田さんが言っていたのですが、観たら生命の喜びみたいなものを感じられたと言ってくれて。それってすごくいい演劇なんだなと思い、そういうものを毎公演皆さんに届けられるよう全力で演じていきたいなと思います」と語り、実際に舞台となる京都に足を運んだそうで「原作に書いてある安倍のルートを回るっていう旅をして、高村という役が岩倉に住んでいて、安倍が自転車で京大から(岩倉へ)向かうシーンがあって、実際にやってみたのですが、山道でこんなにも遠いのかと思い、京都も色々な場所があるんだなと思いました」と振り返った。
また舞台中使用する“オニ語”の習得について聞かれると「無事習得しました。喉に負担をかけずにオニ語を発するやり方を習得しまして、今は万全の状態です。オニ語は上田さんが口に出すのは恥ずかしいような単語をわざわざ作ってくれて、そういう恥を乗り越えて頑張っているのでぜひ観てほしいなと思います」と話し、最後はキャストを代表して「鬼を使ってホルモーをする奇想天外の話なのかなと思うんですけれど、中身は青春劇、群像劇で、大学生の時にみんな体験したことがあるんじゃないかなっていうシーンが沢山出てきます。黒歴史を乗り越えていくっていうのが、この劇の1個の主題だなと思っていて、そういう経験は絶対誰しもあるし、そういうものを共感してもらえたら嬉しいなと思っています。全公演全力で演じていきますので、ぜひお越しください。そしてお待ちしています」とメッセージを送った。