2024年2月10日(土)に行われた、映画『夜明けのすべて』公開記念舞台挨拶にりょうが出席した。
「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの原作小説を
『ケイコ 目を澄ませて』が第72回ベルリン国際映画祭ほか20以上の映画祭に出品され、第77回毎日映画コンクールで
日本映画大賞・監督賞他5部門を受賞するなど国内外で絶賛を浴びた三宅唱監督が映画化。2月9日(金)に全国公開を迎えた。
主演・上白石萌音さん演じる藤沢さんの母親・倫子を演じたりょうは「本日は映画館にお越しくださいましてありがとうございます。日本全国の映画館にお越しくださっている方々もありがとうございます。藤沢さんの母を演じております、りょうと申します。本日はどうぞよろしくお願い致します」と挨拶。
印象に残っているシーンについて「雨の中に(上白石さんと)2人でコートを傘みたいにして入っていくシーンがあるのですが普段、雨降らしのシーンは寒かったりして早く終わらないかなと、ちょっと思っちゃうのですが、なんとも言えない幸せな雨降らしのシーンでした」と振り返り、上白石さんがりょうが手袋を編む場面を印象深いシーンとしてあげると「嬉しい。編み物って相手のことを思って何時間もかけて、1つ1つやっていくものだから、すごく愛を感じますよね」と笑顔を見せた。
また、他人を思いやり、互いに歩み寄ることの大切さがテーマの本作にちなみ、自身が日々心がけていることを聞かれると
「人の気持ちになったり、人に寄り添うということはすごく大切だなっていうのは常に思っています。思いやりから、やっぱりコミュニケーションというか、人間関係が築き上げられると思うので、思いやりを持つことによって自分だけだったら知ろうとしなかったことや、考えようとしなかったことも知り得るというか。思いやりは、子供にも伝えていきたいと思います」と答えた。