2023年6月7日(水)に行われた、第48回『菊田一夫演劇賞』授賞式に天海祐希が出席した。
演劇界に偉大なる足跡を残された菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、菊田氏の念願であった演劇の発展の一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を表彰する『菊田一夫演劇賞』。
「広島ジャンゴ2022」の山本/ジャンゴ役、「薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還」のアンヌ役の演技を評価され、演劇賞を受賞した天海は「こんにちは、天海祐希でございます。この度は菊田一夫演劇賞という素晴らしい賞をいただくことができて、本当はものすごく驚いていますし、とても恐縮しています。まず『広島ジャンゴ2022』に関わってくださった全ての皆様、キャスト、スタッフの皆様、『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還』に関わってくださった全ての皆様、スタッフ、キャストの皆様に心から感謝申し上げます。そして、劇場に足を運んでくださった沢山の皆さん、色々と難しい時期ではありましたけれども足を運びくださったことを心から感謝しています。 演劇って生ものですから、生の人間が演じ、そして生の人間が客席で観てくださるというものになります。大変な時期もございました。今も色々と大変なこともまだまだあると思いますけれども、その時に何もできない自分に対しての絶望感ももちろん感じました。しかし、人間の可能性、そして舞台の可能性、沢山感じることもできました。そこに希望を持って千秋楽まで走ることができました。その舞台2つでこのような素晴らしい賞をいただけたこと、心から感謝しています。まだまだ自分でも精進していきたいと思いますし、沢山の方に楽しんでいただける舞台を作っていきたいなと心から思います。本日は本当にありがとうございました」と感謝を述べた。