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【レポート】菅野美穂・天海祐希 映画『仕掛人・藤枝梅安』初日舞台挨拶

2023年2月3日(金)に行われた、映画『仕掛人・藤枝梅安』初日舞台挨拶に菅野美穂と天海祐希が出席した。

本作品の原作である池波正太郎の同名時代小説シリーズは累計発行部数600万部超えの大ヒットベストセラーで、これまで何度も映像化されてきた不朽のエンターテインメント作品。主人公の藤枝梅安は腕の良い鍼医者として人の命を救う顔と、生かしておいては人の為にならない悪を葬る仕掛人というふたつの顔を持つダークヒーローで、これまで多くの名優が梅安を演じてきた。そして2023年、池波正太郎生誕100年という記念すべき年に新たな『仕掛人・藤枝梅安』が誕生する。

料理屋・万七の女中、おもん役の菅野は「皆様こんにちは。今日は藤枝梅安の公開初日にこうして沢山のお客様がお集まりいただき大変嬉しく思っております。どうぞよろしくお願い致します」と話し、第一作のゲストとして登場する料理屋・万七の内儀、おみの役の天海は「天海祐希です。足をお運びくださりありがとうございます。皆様に楽しんでいただける映画となっているはず!でございます。どうぞお楽しみに」と挨拶。

菅野と天海は約10年ぶりの共演となり、菅野は「私は天海さんと共演させていただけることをうかがって、その日からずっと楽しみにしていました。変わらず情熱を持って演技に邁進されている天海さんの目標を決めてギリギリまで自分を追い込み、そこに届くように努力をする姿や言葉以外の部分、佇まいなども間近で見ることができて、すごく勉強させていただきました。撮影の合間にはお喋りを楽しみにしていて、このご時世なので最近のお気に入りのマスクの話や除菌、滅菌の話などもして、ある意味リラックスしてお仕事をさせていただきましたし、演技をするという意味ではハッとさせていただいた現場でした」と振り返り、天海は「菅ちゃんはやっぱりお芝居が優れていらっしゃって、すごく刺激をいただける方なので一緒にお仕事をするのをとても楽しみにしていました。10年の人生経験が有り余るほどお芝居の栄養になっていると思いました。楽しかったね。使っていないセットのお部屋で2人でボソボソ喋ったのが楽しかったです」と思いを語った。

また、本作でオススメしたいシーンを聞かれると菅野は「(豊川悦司さん演じる)梅安先生の鍼を構える手がすごく素敵でしたし、彦次郎さんを演じる片岡愛之助さんのセリフ回しがなんとも言えない、鞠が弾むようなニュアンスがあって『梅安さん!』という話し方もオススメです。そして天海さんの胸鎖乳突筋がオススメです」と語り、天海は「全部です!皆さんがどこが好きと話せるぐらい足を運んでいただけたらありがたいです」と述べた。