2022年1月25日(火)に行われた、
いのうえ歌舞伎『神州無頼街』製作発表
に福士蒼汰が出席した。
2022年劇団☆新感線42周年興行・春公演として上演される本作は、
歌あり踊りあり立ち回りありの幕末伝奇活劇である。
物語の主人公で博識の若き町医者、秋津永流(あきつながる)を演じる福士は
「本来この作品は2020年に上演の予定でしたがコロナ禍により
公演ができなくなり非常に悔しい思いをしました。
最初は延期ではなく中止とのことでしたが、
みなさんの声で延期にしようと言っていただきメンバーもこうして揃うことができ、
2年間経験したことを出すことで、
2年前にはできなかったことができるんじゃないかと思っています。
みなさんの思いや気概を感じながらすごく充実した稽古をしてきましたが、
一番はまもちゃん(宮野真守さん)と共演できることがうれしいです」と笑顔で挨拶した。
本作でバディとして共に舞台に立つ
宮野真守さんから学びたい、盗みたいことを質問された福士は
「たくさんあるんですが、歌がとにかく上手で
高音から低音までとても心地よくて丁寧に歌われるので
なんでそんなにうまく歌えるのか質問していました」と明かし、
宮野さんの好きなところについて
「抱擁力があって、何をしても許してくれるところや人間らしい面ですね。
こんなにサービス精神旺盛な方はなかなかいないと思います」と答えた。
最後に福士は「殺陣(たて)や歌が多くド迫力の舞台になりますが、
根底には人の生きざまが描かれているので
そのような面も観ていただけたらうれしいです。
よろしくお願いします」とメッセージを送った。