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唐沢寿明が発起人となり東日本大震災復興支援チャリティイベント「GO!GO!ラリー in 東北」開催!

東日本大震災から9年目、今なお多くの方々が避難生活を送る東北への復興支援を目的に、チャリティ・クラシックカーラリー・イベントを開催する。開催発起人である唐沢寿明も、自身が所有するクラシックカーで参加し、震災被害の場所を訪れ復興を一緒に盛り上げる。
イベントポスターはチャリティに賛同した漫画家・浦沢直樹の特別描き下ろしで、唐沢とは映画『20世紀少年』以来の再タッグとなる。

■開催名称

「GO!GO!ラリー in 東北」〜 Classic car meeting 2019 〜

GO!GO!ラリー in 東北

<浦沢直樹プロフィール>
漫画家。1983年『BETA!!』でデビュー。代表作に『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』など。
現在「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて『あさドラ!』連載中。
国内累計発行部数は1億2800万部を超え、国内外の受賞歴多数。昨年より仏・米・英各国での個展が巡回している。

■開催日

2019年10月5日(土)・6日(日)

■走行ルート

【5日】 せんだい青葉山交流広場→松島→石巻→牡鹿半島→女川→秋保温泉
【6日】 秋保温泉→蔵王御釜→せんだい青葉山交流広場
 ※ルートは予告なく変更になる場合があります

■開催概要

主催:GO!GO!ラリー実行委員会
事務局:GO!GO!ラリー in 東北 事務局(ケン企画内)
    〒160-0032東京港区六本木7-4-1-4F
    TEL:03-6406-4538(平日12:00~17:00)
    Mail:kunio@amica.co.jp

■特設サイト

https://gogorally.jp

 

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唐沢 寿明

プロフィール

■クラシックカーイベント開催について
クラシックカーは昔から好きで、ラリーは知り合いの方に勧められて十数年前から参加していました。
当然ラリーなので勝ち負けがあるのですが、行くと地元の方々が応援に来てくれて、握手したり一緒に写真を撮ったりして、勝ったとか負けたとかあまり関係なくなってきたんです。
現地に行った時にあんなにみんなが手を振ってくれて、おじいちゃんおばあちゃんから子供達までとても喜んでくれる。その時に、こういう事って人の為にならないのかなと思いました。
具体的に考え始めたのは3年位前からでした。
そう思い始めていた時に、たまたま知り合いの友人が石巻の方で、少し話す機会がありました。
3.11の当時は、沢山の人が来てくれたけど、しばらくすると来てくれる人が少なくなってしまって、寂しいって聞きました。とにかく人に来てもらいたいって。
それだったら、こういったラリーを開催したら人が行ける環境を作ることができるんじゃないかなって思ったんです。参加する人達の宿泊する場所も必要なので、その地域に少しは貢献できるかもという思いもあって、まずはやってみようと。

■過去にクラシックカーレースに参加してみて
子供達はカラフルな車がいっぱい来るし、何の車かわからなくても人がわぁーって来てくれると、地域のみんなが盛り上がってくれている感じが伝わってくる。老人ホームのおばあちゃんがいつも見てるよって声かけてくれたりして、それは本当にありがたいことだって思うんです。
どんなふうに発展していくか分からないですが、まず第一回目を開催してみようって。
行くには行くなりの理由が必要だから、そういう事もちゃんと考えながら。
同業者の仲間にも話をしていて、スケジュールが合えばそんな気持ちに賛同してくれる人達が集まってくれるかもしれない。それも楽しみの一つにしたいなと思っています。

唐沢寿明

■ラリーの参加について
開催地域近郊の方々も、普段はクラシックカーだと街中では派手だから乗りづらいなって思っている人がいるかもしれない。そういった方々もこの機会にどんどん参加してほしいなと思います。東京からみんなで行くとか、ラリーに慣れている人達だけではなくて、本当に初めて出ますという人でも全然構わない。あまり格式ばった感じにはしたくないので、ファミリーみたいな感じになるといいなと思っています。

■コースについて
コースは今年3月に下見で周ってきました。
ルートを走って、昼ごはんはこの辺で食べたほうが良いかなとか、宿泊先に決めた温泉宿にも泊まって、2日目も走って帰ってきました。コースも良いコースだなって思います。
いろんな地域を自分の目で見て周って、感じる事が沢山ありました。
自分達が楽しむだけではなく、一人一人が何かを感じて、その気持ちを大切に当日参加してもらえたらいいなと思っています。



■浦沢直樹さんとのコラボについて
浦沢さんにポスターを描いてもらえたらいいなとは思っていましたが、まさか本当に描いてもらえるとは思ってなかったんです。本当にお忙しい方なので。
ダメ元で連絡をしたら、二つ返事で「いいよ!」って言っていただきました。
次の日に「本当にいいんですか?」と改めて確認の連絡をしたら「全然いいよ!」って。
すぐに車と似顔絵をデザインしたラフが届きました。
ポスターに書かれている車のナンバーは「20」。それは浦沢さんと出会った作品「20世紀少年」の「20」なんです。この題字も浦沢さんが描いてくれたのですが、こういう世界観を描くのが本当に上手いなって思います。
自分の思いに賛同してくれて、こうやって力を貸してくれる人がいるんだって思ったら、まだまだ世の中捨てたものじゃないなって思います。嬉しいですね。

■最後に一言
みんなが笑顔になれる場所になったらいいなと思っています。
10月5日&6日は是非、遊びに来てください!