2026年3月28日(土)に行われた、映画『90メートル』公開記念舞台挨拶に菅野美穂が出席した。
釜山映画祭における国際共同製作を目的とする企画ピッチングプログラム「Asian Project Market 2024」で企画と脚本が高く評価され ARRIアワードを受賞した映画『90メートル』が、2026年3月27日(金)に全国公開した。

W主演・藤村美咲役を演じる菅野は「皆様こんにちは。今日はお越しくださいましてありがとうございます。藤村美咲を演じさせていただきました菅野美穂です。よろしくお願い致します」と話し、演じる上で意識した部分について「美咲という役を私にと、思っていただいたことに、すごく光栄に思う気持ちと覚悟して挑まねばという決心がありまして。病気のことを紙の資料や映像の資料で、深めていくことは大切だったんですけれども、やっぱり息子を思う気持ちを一番に考えて挑みたいなと思いましたし、(W主演・藤村佑役の)山時くんと(下村香織役の)西野さんと目を合わせているだけで、本で読んでいた時以上の気持ちが分かったりして、現場でやり取りの中で役になっていったなと思います」とコメント。
役柄として、山時さんとの距離を縮めるために爪切りをお願いしたそうで「撮影が迫ってきて、普段自分がやっていることを全部、佑にやってもらっているんだなと感じたら、爪を切ってもらおうと思って。山時くんの人柄がそこでもうかがえて、より考えがはまったところもあったりして、(切っていただいて)よかったなと思ったりしています」と明かし、西野さんの印象を「西野さんと目を合わせて演技をしていると、本当に透明な目で、もうそれだけでいいやと思えるというか。山時くんもそうなのですが、目を合わせて演技するのが本当に心地よいお2人で助けていただきましたし、共演できて本当によかったなって思っています。また、西野さんの現場での振る舞いがすごい素敵で、ニコニコしていて穏やかで、下村さんのように寄り添ってくださったなと思います」と語った。
最後に「公開を迎えられてよかったなと思っています。悲しいお話のように思われるかもしれませんが、希望のある終わり方と言いますか、大森さんが書いてくださった主題歌にも象徴されるように、皆さんの背中をそっと、そよ風で押してくれるような映画になったと思います」と呼びかけた。