2026年1月24日(土)に行われた、映画『終点のあの子』公開記念舞台挨拶に平澤宏々路が出席した。
ゆらぎやすい女子高生の友情と複雑な心情を描き、その繊細な心理描写が各メディアで絶賛された柚木麻子氏のデビュー作、「終点のあの子」(文春文庫)が映画化。2026年1 月23日(金)に公開した。

森奈津子役を演じる平澤は「奈津子を演じました平澤宏々路です。私は皆さんの感想を聞くのがすごく好きなんですけれど、今日は1人1人に聞く時間はないので、この作品を観た後に余韻が残っていると思いますので、その空気感を皆さんと共有できたらなと思っています。よろしくお願いします」と挨拶。

撮影を振り返って役柄と自身が近いと思った部分はという質問に「撮影をしていた時は私が高校2年生で、本当に役と近かったので、みんなが制服を着て教室にいる時、なんとも言えない和気あいあいとした雰囲気もありつつ、なんとも言えない緊張感がそこにはずっとあったなというのは、今でも覚えていて。そこに奈津子としている時は、自分がその役と近いんだなっていうことをより実感させられる空間だったかなと思います」と話し、今の自分が、演じたキャラクターに声をかけるとしたらと聞かれ「現場が終わった時にプロデューサーさんに『大変だったでしょう』と声をかけていただいたんですけれど、その言葉をかけてもらった瞬間に涙が溢れたのを覚えていて。多分、奈津子が1人になった時にかけて欲しかった言葉なんじゃないかなと思ったりして。寂しさや疎外感みたいなのを感じていた奈津子に対して、その言葉が一番救ってあげるきっかけになるのかなと思うので、もし目の前にいたとしたら『大変だったね、寂しかったよね』って声をかけてあげたいなと思います」とコメント。

続いて、今だから話せる取り返しのつかないことはという質問に「中学受験をしたのですが、もうちょっとサボらず勉強すればよかったなと思います。あの時は大変なものという感じがして嫌だなと思って、今日はいいかなとか言ってサボっちゃったりしていましたけれど、あの時サボらなかったら、今とは違う学校に行っていたかもしれないし、今とは違う道があったかもしれないと思うとやっておけばよかったな、なんて思います。ただ、こうして今の仲間達との出会いもあるので、そういう意味ではサボってよかったなと思っています」と明かした。