2025年12月1日(月)に行われた、映画『終点のあの子』ジャパンプレミアに平澤宏々路が出席した。
ゆらぎやすい女子高生の友情と複雑な心情を描き、その繊細な心理描写が各メディアで絶賛された柚木麻子氏のデビュー作、「終点のあの子」(文春文庫)が映画化。2026年1 月23日(金)に公開する。

森奈津子役を演じる平澤は「皆さんこんにちは。森役を演じました平澤宏々路です。こうして皆様に観ていただけることをすごく嬉しく思っております。短い時間ですが、本日はよろしくお願いします」と挨拶し、役柄について「私が演じた森は、自分のコンプレックスから1人になることに、怖さを覚えている女の子だなと思って、人と一緒にいることで安心感を持っていて、そういう部分は小学校の時の自分とすごく似ていたので、過去の自分を救ってあげられるように、自分の持っている痛みと人が感じている痛みをしっかり見分けられるようにというのはずっと意識して演じていました」とコメント。
登場する役柄の中で、共感できる役柄を聞かれると「原作を読んだ時からすごく森に共感してしまって、台本を読んでいる間も涙を流してしまうぐらいだったので、本当に(自分と)近いんだろうなと思っています」と答え、自身が憧れている存在はという質問に「満島ひかりさんにずっと私は憧れていて、尊敬もしているんですけれど、一度共演させていただいた時に、本当にお芝居だけじゃなくて、その人となりが全てかっこよくて、こんな方になりたいなというか、こんな方が今、私が生きている時代に生きていてくれてよかったなって思えるぐらい本当にかっこいい方だったので、今もずっと憧れています」と明かした。