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【レポート】加藤清史郎『デスノート THE MUSICAL』囲み会見

2025年11月23日(日)に行われた、『デスノート THE MUSICAL』囲み会見に加藤清史郎が出席した。

世界中を魅了し続けている『デスノート THE MUSICAL』が初演から10周年という記念すべき年に上演決定。音楽は『ジキル&ハイド』『ボニー&クライド』などのブロードウェイ作品のみならず世界的に活躍し、世界各国で新作を熱望され続けているフランク・ワイルドホーン氏。演出はミュージカル『スリル・ミー』なども手掛け、数々の演劇賞を受賞してきた日本を代表する演出家・栗山民也。ロック調の中毒性のある音楽と人間の深層心理までをも極限まで具現化させる演出により、瞬く間に観る人の心を掴み、物語の結末へと導いていく作品が11月24日(月・祝)より東京建物 Brillia HALLにて開幕する。

主人公・夜神月を演じる加藤は、明日の初日を迎える心境を「稽古が始まってから約2ヶ月経つんですけれど、本当に色々なことを人間としても役者としても感じながらの日々だったので、その日々を経て、月としてデスノートの世界で生きるというのは、ものすごく覚悟のいることだなっていうのを、初日が近づくにつれてひしひしと実感しております。楽しみですね。ちゃんと楽しみが勝ってくれたかなとは思っていて、もちろん色々な緊張感とかもあるんですけれど、今はとにかく無事に初日を迎えられるように進んでいこうと思います」と語り、Wキャストの渡邉蒼さんとL役の三浦宏規さんの印象を聞かれると「蒼は役や作品に対しての向き合い方が途切れることなく、ずっと紳士で居続ける人で。稽古場でもそうですし、僕らは同じ役をやっているので、よく色々なことを話したりもするんですけれど、本当に蒼と話す時間のおかげで膨らむ部分っていうのがすごくありました。(三浦さんは)根はすごく真面目というか。板の上で月とLとして、対峙する場面も後半に出てくるんですけれど、そういう時のLの中で、炎と言ったらちょっと簡単な言葉ですけれど、すごく感じられて。それが月にも火をつけてくれるっていう感覚がある役者さんです」とコメント。

最後に「人間っていうものを感じていただけたら、すごく嬉しいなと思っています。そして、デスノートという作品を通じて観終わった後に、今この世界で生きている自分っていうところに持って帰っていただけたら、それ以上のことはないかなと思いますし、とにかく夜神月としてデスノートの世界で泥臭く生き抜けたらなと思いますので、楽しんでいただけますようにという気持ちでいっぱいです」と意気込みを述べた。