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【レポート】唐沢寿明 テレビ東京『10月編成説明会』

2025年9月3日(水)に行われた、テレビ東京『10月編成説明会』に唐沢寿明が出席した。

元新聞記者ならではのリアリティーある描写でベストセラーを多数生み出している、堂場瞬一氏による傑作警察小説「コーチ」(創元推理文庫)が待望のドラマ化。捜査に失敗し、行き詰まり、逃げ出したくなっている若手刑事たち…そこに現れた“冴えないおじさん”向井光太郎。実は、警視庁人事二課から派遣された特命職員だった!「コーチ」の的確なアドバイスで、刑事としてだけではなく、人間としても成長していく、異色の警察エンターテインメントが10月17日(金)よる9時よりスタートする。


Ⓒ「コーチ」製作委員会
  

Ⓒ「コーチ」製作委員会

主演・向井光太郎役を演じる唐沢は役作りについて「一風変わった男と言われているので、髪を黒くして演じていても周りの若い俳優さん達とのバランスがとれないと思って。この風貌を唯一の売りにしているので、インパクトだけで3話ぐらいまでいけるのではと(笑)」と冗談を交えながら話し、ドラマのポイントを「若い俳優の子達との掛け合いはもちろん、毎回主演が変わるような作り方なんです。作品重視で作っていきたいと思い、誰が主演でもよくて、物語が面白ければ観ると思うので、自分があまり前に出てやるタイプじゃないから、そういう意味ではちょうどいいのかもしれないと思います。(若手の俳優の方々は)みんな本気でやっていますよ。自分も若い時はどうしていいか分からないことがいっぱいありましたが、一生懸命やっていたなと思い、そういう姿がすごく微笑ましいというか。どんな俳優と組むかというのは大事だなと思って、自分が今みたいな年齢になって、若い世代の子達に影響を与えられる現場で、演技に向き合うと意外と(相手の演技が)変わったりするんです。僕も若い世代の子達に引っ張られることもあります」とコメント。


Ⓒ「コーチ」製作委員会

ドラマのタイトルにちなんで、人生のコーチを聞かれると「若い時に運良くいい俳優さんと共演させてもらうことが結構あったんです。緒形拳さんが色々相談にのってくれたり、西田敏行さんも面白くて、自分自身の中に夢や希望がなくなったら、観ている人に夢とか希望を与えられないんだって言われて、なるほどなと思って。夢とか希望を持って俳優の仕事をしているのかな俺はって思ってみたり。でも奮い起こして観てくれる人もいるんだって思って」と語り、最後に「僕はこの作品をすごく面白いと思っています。やっぱり最後に勝つのは中身だと思うので、その気持ちで僕達は作っています。観ている人を絶対に裏切らない作品になりますので期待してください」とメッセージを送った。