2025年8月8日(金)に行われた、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』シネマ・コンサート&トークショーに福原遥が出席した。
「初めて恋をした人は、特攻隊員でしたー。」10代を中心に絶大な人気を博し、シリーズ累計発行部数は150万部を突破。SNSで「とにかく泣ける」と話題となった汐見夏衛氏によるベストセラー小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が実写映像化。
2023年12月に公開され、興行収入45億円を突破し社会現象を巻き起こした、大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のキャストが1年半ぶりに再集結し、大迫力のオーケストラの生演奏とともに堪能できる「シネマ・コンサート」を開催した。
主演・加納百合役を演じた福原は「本日はお越しいただきありがとうございます。映画が公開して1年半経った今、こうして沢山の方に観ていただけるということが嬉しいですし、今年で終戦80年というタイミングで、この作品を届けるということは本当に意味があることだと思っております。今の自分に何ができるのかっていうのは、私自身も考えさせられましたし、皆さんにとっても考えるきっかけになる作品になればと思っております。本日はよろしくお願いします」と挨拶。
キャスト陣もシネマ・コンサートを鑑賞したそうで「生演奏と一緒にこの映画を観るという、こんな贅沢なことがあるんだと思うぐらい本当に素晴らしくて、1つ1つのシーンを音楽によって観ている皆さんの気持ちを合わせてくださって、感動しました」と語り、改めて本作の主演を務めた感想を「沢山の方に観ていただけて本当に嬉しかったですし、一生自分の中に残る大切な作品になりました」と述べた。
作品を通して同世代に何を伝えたいかと聞かれると「もちろん教科書や色々なところで知っているとは思うんですけれど、改めてこういう事実があったということを感じて、今の幸せは当たり前じゃないですし、今の自分は何ができるんだろうって色々考えていただきたいなと思います。この先の世代の方々にもこういう事実があったことを忘れないでいてもらうために、(思いを)繋げていける作品になればいいなと思っております」と話し、終盤には『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編映画として『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の来年公開が発表されると、会場からは大きな拍手が起こった。