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【レポート】菅野美穂 映画『近畿地方のある場所について』ミステリー・バスツアー/体感型プレミアin東京

2025年7月29日(火)に行われた映画『近畿地方のある場所について』ミステリー・バスツアー/体感型プレミアin東京に菅野美穂が出席した。

本作は、発行部数70万部を突破する背筋氏の同名小説が原作のホラー映画。8月8日(金)の全国公開に先駆けて、公式HP、SNSにて公開された“謎の資料”をもとに、集合場所となる“東京のある場所”を導き出せた方の中から、抽選で選ばれた者のみが体験できるミステリー・バスツアーイベントを開催。“東京のある場所”に集められた参加者達は、目隠しをした状態でバスに乗り、“東京のある場所”へ向かうという企画で、道中では、謎の車内アナウンスで不可思議な場所に迷い込み、行方不明の少女の登場や、劇中で登場する謎の呼びかけ「おーい・・・」が響くなど、まるで“近畿地方のある場所”へと入り込んだかのような“場所ミステリー”を体験した。

ツアーの終着点となるのは、とある劇場。客席で目隠しを外したその先には、主演の瀬野千紘役を演じた菅野と、同じく主演を務める赤楚衛二さんが座っており会場が沸く中、菅野は「皆様こんばんは、菅野美穂です。今日はお忙しい中お越しくださりまして、ありがとうございます。東京タワーに集合して、どこに連れてこられるか分からないというドキドキのバスツアー、お疲れ様でした。今日は限られた時間ではありますが、楽しんでいってください。よろしくお願い致します」と挨拶。

菅野もバスツアーを実際に体験したそうで「こういったことが初めてだったので、ものすごく怖くて“怖すぎワロタ”みたいな感じでした(笑)何が起こるか分からないので、ずっと構えて参加していたのですが、匂いや、ノイズで大事な説明が聞けなかったりという演出があって、今日だけの本当にスペシャルなイベントだなと思いました。映画の世界観が伝わるように、色々考えてやってくださったんだなというのが伝わって、私も楽しかったですし、ちょっと怖すぎて笑っちゃう感じでした」と振り返り、作品について「パズルがはまっていく爽快感がありますね。小説だと伏せ字で、この場所はどこがはまるかなと思っていたのですが、映像ですと違った見方ができるかなと思います」と語った。

今回関東で初上映となり、今の心境を「今日こうして皆さんにご覧いただけるのをすごく嬉しく思います。試写で観た時に、怖いんですけれど、どんどん画面に引き込まれて、また観終わって、演じていた私達でも気づかなかった仕掛けが画面の中にありますので、そういったところも探しながら観ていただくのもいいかなと思います」と話し、最後に「身近な怖さもあるんですけれど、観終わった後に自分の日常が(あることに)よかったと思ってもらえる、そのぐらい遠くまで連れてってくれる力のある映画だなと思います。監督の言葉をお借りして申し上げるならば、良質なトラウマを皆さんお楽しみください」とメッセージを送った。