News&Topics

【レポート】桜田ひより 映画『この夏の星を見る』3都市同時完成披露試写会

2025年6月22日(日)に行われた、映画『この夏の星を見る』3都市同時完成披露試写会に桜田ひよりが出席した。

直木賞作家・辻村深月氏による青春小説「この夏の星を 見る」(KADOKAWA)を山元環氏が自身初となる長編商業映画の監督を務め、東映配給により7月4日(金)に全国公開する。

主演・溪本亜紗役を演じる桜田は「溪本亜紗を演じさせていただきました桜田ひよりです。今日は短い時間ですが、よろしくお願い致します」と話し、今の心境について「ついにこの日が来たかというワクワクする思いと、私達は去年の夏、力を合わせて最高の作品を作り上げたので、ここからもっと盛り上げていけたらいいなと思います」とコメント。

原作に登場する、天文部のモデルにもなった土浦第三高等学校で実際に撮影をしたそうで「モデルとなった高校で撮影するのは初めての経験だったので、エキストラとして生徒の方々に協力していただいたり、全面的に協力していただいたので、すごく感謝の気持ちもありますし、普段使われている部室や教室って、人の温もりというか、温かさも残っていて。作られたものだけじゃない、そこに生きているものに囲まれてのお芝居は、より一層、気持ちが引き締まって役に挑むことができました」と振り返り、撮影は東京パート、土浦パート、五島パートと3都市で行ったことから、この日土浦と五島の会場をオンラインで繋ぎ、トークをすることに。土浦の会場から飯塚凛久役の水沢林太郎は「高校生の方々がまっすぐな感想を述べてくださりまして、皆さんの演技と映像に引き込まれた、すごい感動しましたという声をいただきました」と語った。

最後に桜田は「この作品は当時、コロナの時に学生だった皆さん含め、その学生の姿を見守ってきた親世代や先生世代の方にもすごく刺さる作品になっているんじゃないかなと思っています。人は誰しも、生きていれば必ずしも乗り越えなければいけない壁や試練があると思うんですけれど今回、コロナというもので浮き彫りになってきただけで、きっと皆さんの心の中に眠っているものは必ずあると思います。たった一言のアイデアで、こんなにも運命は変わって、気分を変えて、目的地までたどり着くことができるっていうのを証明してくれた映画でもあると思うので、皆さんの背中を沢山押してくれる映画になっています。公開までもう少しありますが一緒に盛り上げていけたら嬉しいです。今日はありがとうございました」とメッセージを送った。