2025年6月2日(月)に行われた、『第62回ギャラクシー賞贈賞式』に杉咲花が出席した。
カンテレ・フジテレビ系『アンメット ある脳外科医の日記』、TBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』の演技が評価され、テレビ部門の個人賞を受賞した杉咲は「この度は素敵な賞をありがとうございます。『アンメット』と『海に眠るダイヤモンド』を観てくださった皆様、ありがとうございます。こんな素敵な賞をいただけると思ってもみなかったのでびっくりしました。神は細部に宿るということを信じてやってきた日々は間違ってなかったのかなと思うとホッとしています。そんな志を共に高め合えるような、純粋にいいものを作りたいっていう気持ちで集まった大切な仲間達と出会えたことが何よりの財産だなと思います。そして、その2つの作品をお受けするにあたって、すごく力強く背中を押してくださった事務所の社長に何より、感謝を伝えたいなと思います。ありがとうございます」と感謝を述べた。
『アンメット ある脳外科医の日記』の川内ミヤビ役を演じるにあたって意識した点について「自分達の生活とドラマの中が地続きであってほしいなという気持ちがあったので、一番そこを意識していたかなと思います。セリフの一つをとっても毎カット細かな成長を繰り返していけるような現場で、本当に心と力の限りを尽くすプロフェッショナル達が集まっていました」と振り返り、『海に眠るダイヤモンド』で朝子役を演じる上で、心がけたことを聞かれると「この世に産み落とされた朝子っていう人が、社会の仕組みや格差とか、本人でも責任を取りようがないような理不尽なことについて、純粋な疑問を抱きながら、自分の尊厳を守るために力強く歩んでいく、その活力のようなものを大切に演じられたらいいなと思っていました」とコメント。
これから挑戦したい役について「幼稚園や小学校の先生をやりたいです」と話し、その理由を「かつて自分にあったかもしれない、本当に素晴らしい感性とか、学ばせていただくことがきっとあるんだろうなと思って。向き合ってみたいなって思います」と語った。