2024年10月8日(火)に行われた、MBS/TBSドラマイズム枠『その着せ替え人形は恋をする』制作発表会見に野村康太が出席した。
累計1100万部を突破し、次にくるマンガ大賞のコミックス部門(2019)、全国書店員が選んだおすすめコミック(2020)など漫画賞を続々受賞、アニメ作品も大ヒットを記録した注目作『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』(原作:福田晋一/掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)が実写ドラマ化。10月8日(火)よりMBS/TBS ドラマイズム枠(MBS:毎週火曜24:59~/TBS:毎週火曜 25:28~)で放送がスタートする。
主演・五条新菜役を演じる野村は出演する感想を「大人気な原作のドラマ化に、W主演として関われることに率直に嬉しい気持ちでいっぱいでしたし、僕自身、プライベートでラブストーリー、ラブコメを観るのが好きで、きゅんきゅんするのが大好きなんですけれど、今度は僕が誰かにキュンキュンを届ける立場になることが楽しみで、本当に早く撮影したいなっていう思いでした」と笑顔で語り、役作りについて「新菜はウブで超がつくほど真面目で、とにかく雛人形が好きなのですが、僕は人生で雛人形に触れてきたことがないので、携帯のロック画面を雛人形にしてみたりしました。夜中に見るとちょっとびっくりするんですけれど(笑)あとは鏡に向かって『俺はウブで真面目で雛人形が大好きなんだ』って言っていました。新菜は和室で過ごしているんですけれど、僕も家に和室があるので実際に和室に全部荷物やベッドを移動して、形から入るようにしていました。性格は結構引っ込み思案で奥手で人見知りというところがあるのですが、僕も人見知りをしたり、意外と引っ込み思案なところがあったりして。新菜も周りを気にしているようなタイプなんですけれど、僕も気にして自分の発言で誰かが気にしないかなと考えたりするので、性格面で似ているところはだいぶありましたね」とコメント。
雛人形職人を目指す役柄のために絵付けの練習、さらにミシンの練習もしたそうで「実際に職人さんが作っているところを見学させていただいたんですけれど、皆さんすごい集中力で黙々と作業をしているのですが、僕もいざやってみたら手は震えるし、うまく書けなくて職人さんの偉大さを感じました。僕は糸通しを使わないと針に糸を通せないくらい不器用だったのですが、ミシンを練習したら楽しくて、洋服をリメイクしたり、気づいたらもう5、6着ぐらい半丈になっちゃったり(笑)だいぶ興味が湧いて、一昨日も買ったパーカーを短くしました」と明かした。
続いて、永瀬莉子さん演じる喜多川海夢と新菜の2人がお互いに影響を受けて成長していく物語にちなんで、今までの人生で影響を受けた人を聞かれると「僕は菅田将暉さんにすごい影響を受けて。この仕事を始めたきっかけの方と言ってもいいぐらい、本当にそのぐらい影響を受けたんですけれど、高校生の時にあるドラマを観て、菅田将暉さんのお芝居から色々な影響を受けて、僕もいつか誰かに憧れられる存在やプラスな影響を与えられるような存在になりたいなと、菅田将暉さんのおかげで思って、この業界を目指しました」と話し、最後は「『その着せ替え人形は恋をする』は登場人物がみんな、心の優しい持ち主で、平和で穏やかなコスキュンラブストーリーとなっています。そして、僕が演じる新菜と、永瀬莉子さんが演じる海夢の可愛らしい掛け合いも、ぜひ温かく見守っていただけたら嬉しいです。この秋、冬は『その着せ替え人形は恋をする』に癒されてほしいです」とメッセージを送った。