2023年9月2日(土)に行われた、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』公開記念舞台挨拶に上杉柊平が出席した。
原作は、汐見夏衛による「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版刊)。丁寧に描かれた登場人物の心情と、表現豊かな風景描写で圧倒的共感と感動を呼び「10代女子が選ぶ文芸小説No1」にも選ばれたシリーズ累計発行部数55万部を記録する珠玉のラブストーリーが満を持して映画化し 9月1日(金)より全国公開を迎えた。
美術教師・岡崎役を務める上杉は「おはようございます。上杉柊平と申します。皆さん上映後ということで、なんだか爽やかな顔をされているのが見えます。私自身、教師役というのが初めてだったので(生徒役ではなく)こっち側に来てしまったんだなと思って、今日はどしっと良い大人でいたいと思っております。よろしくお願い致します」と挨拶。
撮影を振り返って「(白岩瑠姫さん演じる)青磁くんと(久間田琳加さん演じる)茜ちゃんの終盤のシーンは、2人とも最初の時と目が違うんですよ。最後のほうは役としてしっかり前を見据えていて、芯が出来上がっていて『頑張れ、いいぞ』と2人のことを応援したいなっていう気持ちで、どんどん向かっていけたので僕もパワーをもらいました」と話し、純度100%なストーリーにちなんで自身の“〇〇度100%”について聞かれると「ほっこり度100%ですかね」と回答。その理由について「僕ももう30歳を超えて、学生役から先生役になって、周りも子供が生まれる人たちが増えてきて(知り合いの)子供たちとよく休みの日に遊ぶことが多いんですけれど『頑張れ、大きくなれよ』という気持ちなんです。競争心とかがどんどんなくなってきて、心がどんどん穏やかになっている日々です」と語った。