2023年5月27日(土)に行われた、映画『雄獅少年/ライオン少年』公開記念舞台挨拶に桜田ひよりが出席した。
『雄獅少年/ライオン少年』は孫海鵬(ソン・ハイポン)監督による中国のCGアニメーション映画。1世紀ごろ後漢時代の中国大陸が発祥とされ、現在では中国国家級無形文化遺産にも指定されている伝統芸能・獅子舞をモチーフに、獅子舞の演武に挑む少年たちを描いている。2021年12月に中国で公開され、興行収入は2.49億元(約50億円)、動員638万人にも及ぶ大ヒット。中国内の映画レビューサイトでは、日本での大ヒットも記憶に新しいアニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』の8.0点を上回る8.3点を記録。ハリウッド映画など並み居る大作を押しのけて中国のアニメーションでは前代未聞の2021年公開作品映画満足度ランキング第1位となった本作が5月26日(金)に全国公開した。
少女チュンの声を務めた桜田は「ヒロインのチュンを演じさせていただきました桜田ひよりです。今日は短い時間ですがよろしくお願い致します」と挨拶し、チュンというキャラクターの印象を「女性が憧れる理想像というか、芯が通っていて自分の意見をはっきり言えて夢に向かって突き進んでいる、憧れを詰め込んだ女性というイメージを持ちました」と語った。
この日、中国の制作スタジオより、キャストのイラストが書かれた絵がプレゼントされ、
スクリーンに映し出されると「イラストの私の衣装は、前回の舞台挨拶で着ていた衣装を書いてくださり再現度が高くて嬉しいです」と笑顔を見せ、ストーリーにちなんで現在夢中になっていることを〇〇少年・少女とフリップで答える場面では“眠る少女”と回答。その理由を「最近睡眠の質を上げようと思っていて、寝る前にキャンドルを焚いたり、リラックスできる音楽を聴いたりしています。よく眠れるようになって、前は寝られなかった移動中も眠れるようになって、隙間時間に夢の中に入れるようになりました」と答えた。
最後は「今日は皆さん本当にありがとうございました。昨日無事に初日を迎えたということで、一安心しております。(作品を観て)この獅子舞のパワーを皆様に分けつつ、皆様も誰かに分けつつ、そんなパワーの連携を一緒にとれたらいいなと思っております。今日はありがとうございました!」とメッセージを送った。