News&Topics

【レポート】水沢林太郎 映画『私の知らないあなたについて』初日舞台挨拶

2022年12月2日(金)に行われた、映画『私の知らないあなたについて』初日舞台挨拶に水沢林太郎が出席した。

本作は監督・脚本の堀内博志が温めてきた構想7年の企画を、世界的に流行した新型ウィルスによるパンデミックに見舞われる現代を舞台に、今を生きる若者達の姿を映し出した。全三章からなる重層的な物語であり、若者たちの「愛」を軸に、他者を通して知る自分の姿、また自分を通して見える他者の姿を独創的な視点で描いた作品となっている。

無垢で飄々としながらも強い意志を持つ劇団員・和夫を演じた水沢林太郎は「皆さんお忙しい中お越しいただきましてありがとうございます。短い時間ですが楽しく、面白く見ていただけたらと思います」と挨拶し、役柄について「クランクインした時に監督より、ちょっと子犬っぽく(演じて)とおっしゃっていただいたので、皆さんに愛されるようなキャラクターでいたいという思いで演じていました」と明かした。
完成した作品を観て「僕自身演じている最中も本当にどう完成するのか想像できず、完成を観た時と演じていた時では自分の中の想像が違っていました。観た時によって見え方が変わると思うので、言葉にするのが難しいのですが、“何だろう、色々な予想ができる”という感情を抱かせたら、僕たちの勝ちなのではと思ったりしています。本当に色々な人が色々な感情を抱くと思うので感想をいただけるのが楽しみです」と語り、最後は「色々な捉え方ができると思いますし、監督やスタッフの皆様が時間を込めて、命を削って作業してくださったおかげで公開ができているので、どんな形であっても受け止めていただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました」と呼びかけた。