2022年9月12日(月)に行われた、ABEMAオリジナル連続ドラマ『覆面D』放送決定プレミアイベントに水沢林太郎が出席した。
本作は、現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く、完全オリジナルストーリーの連続ドラマ。関口メンディーさん演じる、教育困難校に赴任した高校教師・大地大輔が担当する3年D組には、武藤啓、岡田カズ、鶴田源一、小橋アキラなど、今の日本社会の縮図のような問題を抱える生徒たちばかり。現在の教師生活に疑問を感じながらも、為すすべもなく淡々と授業を行う日々を過ごしていたが、とある出来事から、プロレス団体・BBTにスカウトされ、“学校には絶対バレてはいけないこと”を条件に、覆面レスラー・覆面Dとしても活動することになる。真実を隠したまま、生徒を救うために奔走する大輔――。はたして、“覆面D”として戦うことで、真正面から生徒たちの問題に向き合い解決に導くことができるのか?本作は、どんなことがあっても諦めず、体を張って生徒に向き合い続ける先生と、様々な問題を抱える生徒たちの姿を描く、社会派学園エンターテインメントとなっている。
水沢は「初めまして。武藤啓役を務めました水沢林太郎と申します。僕自身10代最後の夏、力を振り絞ってスタッフさん含めチーム一丸となって作った作品なので、皆様にお見せすることができて心より嬉しく思っております」と挨拶し、演じる上で心がけたことについて「ヤングケアラーという役柄が初めてだったのですが、親に頼ることができず、自分一人で家族を支えて、学校もまともに行けないという状況などを沢山調べました。調べたことをベースに(役を)作っていって現場で先生や生徒役の皆さんとお芝居をしながら固めていきました。撮影期間が長かったのでずっと役を自分自身に落とし込む作業をしていましたが、はたしてそれで合っていたのか、完成を観てからでないと分からない部分もあるのですが、ご覧になった皆さんにどういう形でもいいので伝わってほしいなと思います」と語った。
ここからはフリップを使ったトークセッションが進み、ギャップがあった共演者について
聞かれ「僕は武知海青さんです。物知りで歩く図鑑のような方で、筋肉のこと以外にも動物のことなど沢山教えていただいて勉強になりました」と話し、実はやってみたかったもう一つの仕事はという質問には「趣味でギターを5年ぐらいやっているので、ギターのお店で働きたいなと思いました」と答えた。
また、イベントの終盤には関口メンディーさんよりサプライズで登壇者に向けての手紙が披露され、水沢は声を震わせながら「僕達を励ます言葉を言ってくださったり、それぞれのクランクアップに来てくださったり、優しくて愛されるメンディーさんと共演させていただいて本当によかったと感じています。こんなに尊敬できて大好きな先生はいません。本当にありがとうございます」と感謝を述べ、最後は「メンディーさん、監督、スタッフさん、キャストの皆さんが熱い思いを持って作った作品をどうか愛していただけたらと思います」とメッセージを送った。