2022年8月13日(土)に行われた、映画『野球部に花束を』公開記念舞台挨拶に市川知宏が出席した。
『ドラフトキング』『ベー革』など、多くの傑作野球マンガを発表し、話題を呼んでいるクロマツテツロウの同名コミックが、ついに初の映画化。
中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した黒田鉄平。夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセット。一緒に入部した桧垣主圭たち一年生は、コンプライアンス全無視の原田監督や先輩たちに囲まれて時代錯誤で圧倒的不条理な野球部の荒波にもまれていくというストーリー。
森毅役を演じる市川は「撮影に向けて、最初は多摩川沿いでの野球練習から始まり、
みんなで頑張ってやってきた努力の結晶を皆様にご覧いただけたということで、本当に
幸せな気持ちでいっぱいです。今日は短い時間ですが沢山お話ししたいと思います。
よろしくお願いします」と話し、撮影以来キャストが揃うことが久しぶりだそうで、
「髪の毛を染めたね」など和気藹々とトークが弾む中、撮影を振り返って「(野球部の恒例行事で3年生からのノックを受ける)引退ノックのシーンでは、僕が一番疲れていたと思います(笑)みんな凄いなと思いながら見ていました」とコメント。
続いてグッときたシーンについては「雨の中の試合で、3年生が一列に並ぶシーンがグッとくるものがあって、切なくもあり僕達が次を担うぞという決意の表れでもあり、印象深いシーンでした。(撮影用に)雨降らしも用意していたのですが、実際に曇天で、天気も後押ししてくれたので凄く良い思い出です」と語った。
また、舞台挨拶中に原田監督を演じた髙嶋政宏さんがサプライズで登場し、キャストに花束を贈呈する場面もあり、市川は驚きながらも笑顔を見せた。