2022年7月29日(金)に行われた、劇場アニメ『ぼくらのよあけ』公開アフレコイベントに杉咲花が出席した。
「月刊アフタヌーン」(講談社刊)にて連載され日本で最も長い歴史を誇るSF賞である星雲賞候補にもなった、今井哲也の傑作SFジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」の劇場アニメ化が決定。
宇宙とロボットが大好きな主人公・悠真の声を務める杉咲は公開アフレコを終えて「とても緊張して足が少し震えました」と安堵の表情を浮かべ、声を演じることに対し「表情も動きも決まっているキャラクターに声をあてることへの難しさや、その気持ちをちゃんと自分の中に落としこむ事へのプレッシャーはあります。(人工知能搭載型家庭用オートボット)ナナコとの関係性の変化を少しずつ演じていくのは難しさもあり温かい時間でした」と語った。
収録に挑む際は「主人公の声って重要ですし、ちゃんと表現できるように頑張らなければという思いでいっぱいでした。監督に気持ちが大事という話をしていただき、声の経験が沢山あるわけではないからこそ自分の中に芽生える気持ちを一番大切にやっていけたらいいなという気持ちを共有することができて、重要な時間だなと思いました」と話し、
声優の方々との共演に「それぞれの個性豊かなキャラクターを鮮やかに演じている皆さんの姿に圧倒されました。悠真、こっちだよと導いてくれる感覚もあって、皆さんの声をちゃんと聞いて、そこにちゃんとついて行ったら大丈夫だと思いました」と振り返った。
本作の舞台が2049年ということから、27年後は実際どんな世界になって、自身は何をしているかという質問に「緑が増えていたらいいなと思います。また、自分はこのお仕事を続けていられたらいいなと思います」と答え、子供の頃夢中になっていたことについては「小学生の時、昼休みや夕方にドッジボールを常にしていました。顔面に当たって鼻血を出したこともありましたがそれでも楽しくて、ボールを投げたり逃げたりしていました」とエピソードを披露。
最後は「悠真たちが冒険をする姿にハラハラしたり、ジーンときたりして、応援しながら
最後は思わず自分にとっての大切なものを思い浮かべてしまうようなとても温かい作品になっていると思います。ぜひ観ていただけたら嬉しいです」とメッセージを送った。