2022年7月18日(月・祝)に行われた、劇団☆新感線 42 周年興行・秋公演 SHINKANSEN☆RX『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』製作発表に天海祐希が出席した。
本作は、天海祐希扮する主人公・海賊アンヌが、古田新太演じる石川五右衛門とともに大暴れする『薔薇とサムライ~ GoemonRock OverDrive~』の続編となり、新感線の大人気シリーズ『五右衛門ロック』のスピンオフ作品。かつてのハリウッド映画の冒険シリーズものを連想させるサブタイトル“海賊女王の帰還”は、主宰・演出・いのうえひでのり、座付き作家・中島かずきが高校生の頃から35 年間ブレずに貫き続けるたくさんの“好き”が詰まった新感線の作風そのもの。歌・ダンス・アクションはもちろんのこと、新感線としては 4 年ぶりとなる生バンドが入る“音モノ”R シリーズ公演となる。
出演が決まった時の感想について天海は「パッと明るく元気になれる作品が良いと思っていた時に『薔薇とサムライ2』はどうでしょうかと声をかけていただきました。世の中が未だに大変な状況なので、これを吹き飛ばすモノは薔薇とサムライだと思い、これはお断りできないと思いつつ(笑)、アンヌに会えるのが楽しみだったので(キャストの中で)今一番ワクワクしていると思います。初めてご一緒させていただく皆さん、心強い大好きな先輩方という、すごいキャスト、すごいカンパニーで皆さんに元気をお届けできるのを楽しみにしています」と語った。
本作が12年振りの復活ということで「昨日本読みを行ったのですが、これこれ!と帰ってきた感じがしてとても楽しかったです」と笑顔を見せ、ストーリーの縦軸として“世代交代”というテーマがあるそうで「私達、多分これで終わりということで、最後になるかもしれないので皆さんぜひ足をお運びください」と間髪入れず話し、笑いを誘った。
また、劇団☆新感線の存在と、2003年から出演を重ねてきた中で感じる魅力について聞かれると「劇団☆新感線は出演させていただくまではキラキラ輝く星のような存在でした。
出演させていただいてからは“戻れる場所”のように思っています。ここに来ると知っている顔がいて、気心知れた皆さんがいて、一緒に同じ方向に向かってモノを作れるし、あたたかく迎えてくださる、とてもとても大事な存在です」と答え、最後に「劇場で待ってるよ!来てください!お待ちしています!みんなで楽しい時間を過ごしましょう!」とメッセージを送った。