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【レポート】杉咲花 劇場オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』初日舞台挨拶

2021年7月22日(木・祝)に行われた、
劇場オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』の初日舞台挨拶に
杉咲花が出席した。

郊外のショッピングモールを舞台に出逢ったふたりが、
言葉と音楽で距離を縮めていく、ボーイ・ミーツ・ガールStoryである本作で
杉咲は人目を気にしてマスクが手放せない人気動画主・スマイル役を演じた。

2度の公開延期をへていよいよ公開をむかえる本作への思いを聞かれた杉咲は
「1年ほど公開が延びてしまい、
いつみなさまのもとに届けられるだろうかという気持ちでいましたが
こうしてこの日をようやく無事に迎えることができて
しかもこの映画にピッタリの夏の季節に公開できてうれしいです」と答えた。

本作で演じたスマイルという役柄について質問された杉咲は
「スマイルはコンプレックスがありながらも、
とても前向きに進んでいく女の子です。
彼女がいるだけで明るくなるような
ポジティブな空気をまとっていて
個人的にも好きなキャラクターです」と語った。

また本作のアフレコ現場について杉咲は
「たくさんの人数の方が録音される現場に
参加させていただくのは初めての体験でした。
ご自身のセリフの時に抜き足差し足、マイクの前に進んで録音し
セリフが終わるとそっとさがるという声優の方が普段からされている姿を
近くで拝見してプロフェッショナルな姿勢に感動しましたし
みなさまとご一緒できたのは貴重な体験になりました」と振り返った。

さらに印象に残ったシーンについて質問された杉咲は
「スマイルが主人公のチェリーの声をかわいいと思っているシーンがあって
そこがとても好きです。
相手のここが素敵だなと思うところを素直に伝えられるスマイルも素敵ですし、
きっとチェリー自身がそういうふうに褒められることは
あまり経験してこなかったからこそ
二人の関係性に希望を感じることができすごく印象的なシーンです」と答えた。

本作を一言で表現するとどんな作品かと質問された杉咲は
「とってもまぶしい作品だなと思います。
映像がすごくきれいで、カラフルでポップで、
まさに今の時期のような夏のからっとした煌めきがあって
チェリーとスマイルがまっすぐにちょっとずつ進んでいく姿が、
とてもまぶしい作品だと思います」と語った。

最後に杉咲は「今日はみなさまありがとうございました。
なにかを大切に思う気持ちは
不安やネガティブな思いをはじきとばしてしまうくらい
パワーのあることだと、この映画を観ると改めて感じられ、
すごく勇気をもらえる作品になっていると思います。
みなさまにとって明日が今までよりちょっとでも
楽しみになったらうれしいなと思います」とメッセージを送った。