10月18日(金)に行われた、映画『楽園』の初日舞台挨拶
に杉咲花が出席した。
「悪人」「怒り」など映像化が続くベストセラー作家・吉田修一の
最高傑作と評される「犯罪小説集」を瀬々敬久監督によって遂に映画化。
ある地方都市で少女失踪事件が起こり、その少女の親友だった紡役を務める杉咲は
「今日はお越し頂きありがとうございます。
観終わった後の皆さんの表情や空気感を感じて、この映画がやっと皆さんのもとに
届いたんだなと実感して嬉しいです」と感慨深い様子で語った。
またこの日は、オランダから劇中歌の作曲者
ユップ・ベヴィンが公開に合わせて来日し、ピアノ生演奏を披露するなど
ストーリーの余韻に浸る中舞台挨拶が行われ
「(役柄と向き合う日々が)苦しかったことを
ユップ・ベヴィンさんの生演奏を聴いて走馬灯のように思い出しました」
と撮影を振り返りつつ、
「でも完成した作品を観て自分自身も救われたので、
ぜひ1人でも多くの方に観て頂きたいです」と笑顔を見せた。