10月10日(木)に行われた、『ゴッホ展』東京展のオープニングイベントに杉咲花が出席した。
本展では強烈な色彩で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)
の約40点の作品に加え、マウフェやセザンヌ、モネなどハーグ派と印象派を代表する巨匠たちの作品約30点のほか、
ファン・ゴッホが手紙の中で語った言葉を交えながら、独自の画風にたどり着くまでの過程を掘り下げて紹介。
展示会ナビゲーターに就任した杉咲は、音声ガイドのナレーションも務め、展示会に声で彩りを添える。
杉咲は会場の雰囲気について
「すごくシンプルに展示されているので、絵が見やすかったと感じました。
写真と実物とはやはり全然違うんだなと思い、1つ1つの絵に引き込まれました」
と話し、作品の中では『麦畑とポピー』がお気に入りで
「色合いがすごく綺麗で、ポピーも本当に可愛らしくて
実際にその風景を見ているような気持ちになりました」とコメント。
今回、音声ガイドのナレーションに初挑戦して
「絵を集中して観て頂きたくてあまり声で邪魔をせず、スムーズに聞いて頂けるように
その世界に入り込む手助けができたらいいなと思いました。
ナレーションをしていて、(ゴッホに)
こんなことがあったんだと
勉強になることも多かったです」と振り返り、
色にこだわりを持つゴッホにちなみ、
自身のこだわっていることについて聞かれると
「ご飯の時間にこだわっています。食べることが
好きなので、1日に3回の食事をどれも
大事にしています」と語った。
また、先日22歳の誕生日を迎えた杉咲に
サプライズで『麦畑とポピー』の複製画が贈られると、
突然のことに驚きながら、
「すごく嬉しいです。ありがとうございます」と感謝を述べ、
最後に「畳み掛けるように美しい1つ1つの絵に
どんどん圧倒されて、実物を目にすると
ずっと前に描かれた作品が、目の前にあることを
不思議に感じて、その時代にタイムスリップしてしまったような
気持ちになりました。
とても豊かな時間を過ごすことができたと思います。
あまりゴッホに詳しくない方にも
楽しめる展示になっていると思うので
お1人や友達、家族など沢山の方々に
音声ガイドと一緒に楽しんでいただけたらと思います」と
メッセージを送った。
【開催日程】
2019年10 月11 日(金)~2020年1 月13 日(月・祝)上野の森美術館
2020年1月25日(土)~3月29日(日)兵庫県立美術館
【公式サイト】
https://go-go-gogh.jp