9月5日(木)に行われた、映画『楽園』の完成披露イベント
に杉咲花が出席した。
「悪人」「怒り」など映像化が続くベストセラー作家・吉田修一の
最高傑作と評される「犯罪小説集」を瀬々敬久監督によって遂に映画化。
ある地方都市で少女失踪事件が起こり、その少女の親友だった紡役を務める杉咲は
「今日はお越しくださりありがとうございます。
約1年前に撮影をした作品が無事に完成し、
皆さんに観て頂くことが本当に嬉しいです。
皆さんがどのようにこの作品を
受け取ってくださるかドキドキしております」と挨拶し、
本作が世界三大映画祭の一つ、第76回ヴェネチア国際映画祭公式イベント
「ジャパン・フォーカス」に正式出品されたことについて
「嬉しいです。お祭りのシーンなども出てくるので
海外の方々に日本の文化なども楽しんで頂けるのではと
思います」と喜びのコメント。
また、共演した綾野剛さんの印象について質問されると
「役柄に入り込まれる方だと思い、現場でお話しは
できないかなと勝手に思っていたのですが
撮影の合間に楽しいお話しを沢山して頂き、
本当に優しく接してくださりました」と話し、
原作の「犯罪小説集」から瀬々監督が思いついて
「楽園」というタイトルになった経緯が明かされると、
そのタイトルについて杉咲は撮影を振り返りながら
「紡もずっと楽園を探しているのではと思いました。
楽園を探す気力があるからこそ
明日が来ることを受け入れられるのかなと感じ、
撮影中は私も紡のようにずっと楽園を探していました」と語った。
映画『楽園』は10月18日(金)より全国にて公開。