2025年4月24日(木)に行われた、『Hibiya Festival 2025』オープニングセレモニーに山崎育三郎が出席した。
東京ミッドタウン日比谷は、4月25日(金)から6月1日(日)まで、日本が誇る舞台芸術・芸能、音楽ライブなどをオープンエリアで無料で楽しめる都市型フェスティバル「Hibiya Festival2025」を開催する。
今回、山崎は『Hibiya Festival 2025』のアンバサダーとなるオリジナルキャラクターを4種類手掛け「昔から絵を描くと、みんなすごい笑うんですよね。自分としては一生懸命書いているのですが、『逆にいいね』みたいな感じになって。こうやって画伯として呼ばれるのは初めてなので、今日が画伯デビューですね」とコメント。
昨日大千秋楽を迎えたミュージカル『昭和元禄落語心中』の楽屋で描いていたそうで、作品に込めた思いを「いつもフィーリングで描いていたものをこうやって皆さんに見られて、ちょっとドキドキしちゃうんですけれど、自分がこの日比谷で過ごしてきて劇場で育った思いを込めました」と語り、4つの星が並ぶ“スターマン”と名付けたキャラクターについて「子供の頃からずっと出演したかったミュージカルがあって。『レミゼラブル』『ミス・サイゴン』『エリザベート』『モーツァルト!』への出演が叶った思いをこの4つの星に込めましたし、もっとみんな自由でいいんだよと。型にはまっちゃダメ、お芝居も絵も正解がないので、もっとみんな自由にいこうよと。自分のコンプレックスや、苦手だと思っていたものが、実は一番の魅力になる瞬間がある。そういう思いも込めました」と述べた。
同じく登壇された宮本亞門さんとの思い出を振り返り「日生劇場での『プリシラ』という作品の思い出がありますね。亞門さんは基本的には演出の席にいることが少なく、こちら側(演じる側)に来て、みんなの感情をオープンにしてくださって。亞門さんの現場にずっといたいって思うような稽古場。みんながわくわくして、亞門さんのことがみんな大好きだし自由にいられる空間を作ってくださりました」と話し、今後やってみたい活動はという質問に「世界的な作品、海外の作品をずっと演じさせていただいてきましたし、自分もずっと夢だったんですけれども、日本で生まれて、世界に出ていくようなミュージカル作品をどんどん作っていきたいなという思いがあって。亞門さんといつか日本で生まれて海外に持っていけるような作品を日比谷で作っていきたいなと思います」と笑顔を見せた。